書い人(かいと)のブログ

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現状報告・雑記を主に書いています!

【論より現実】いかに理論理屈が現実社会にとって無力なものなのか、という話

どうも、書い人です。

えー。盛大にバズりました(注:個人の主観・感想です)。『【きつねこブログ】反出生主義についての感想など

と言っても、まだ『きつねこブログ』さんの普段のアクセス数の10分の1くらいですが。でも、きつねこ先輩の引用効果すごい。

今回はタイトル通り、「君の言っていることは正しい(かもしれない)。でもね……」みたいな話をしたいと思います。

○世の中、理屈になっていない話はけっこう(むちゃくちゃ?)強い

それを否定するわけじゃないんです。ただ、現実として、いくら理論が完璧あるいは完璧に見えようと、現実に力を持たなければ世界は変えられませんよね。

・死にたい→生きろ

・反出生主義→なに言ってんの?。ていうか、どういう意味?

・反出生主義とはこういう理屈。以下懇切(こんせつ)丁寧に説明→長いわ。暗いんだね

・矢印右の意見の方が一般人からしたら聴き心地がよく、支持されるのはまあ、なんとなく分かります。そこに理屈はありませんが、支持される事実とか、現実はあります。

他には、

・人生は辛い事のほうが多い→うつ病? 病院行ったら?

・生まれないほうが幸せだ→そんなことないよ!(注:個人の感想です)

・安楽死施設ってあった方が良いよね。生きる権利があるなら、死ぬ権利が保障されても良いはず→へー、そういう考え方もあるんだね!(賛同はしていない)

・反出生主義は論破できない完璧な理屈!→(無反応)

とかですね。

○世の中の多数決システムは非常に強い

反出生主義と言う言葉を知っている人自体、非常に少ないくらい(そのはず)ですし、理屈より感情や慣習、本能の方が強いのが大抵の人間だと思います。

書い人は一歩引いた視点で立っている(つもり)ですが、『一般人の認識』というのを変えるのには凄まじいエネルギーが必要です。

理屈が正しい、とかじゃお話にならないのは事実でしょう。

そもそも、話さえ聞いてもらえかったり、その場の空気で流されるのが関の山(せきのやま)です。

反論があるだけマシな気さえする……。書い人のような変わり者のね。

世の中は多数決で大体決まります。そこに厳密さは案外(意外なほど)ありません。厳密にしたければ法律を変えるか増やすか、くらいは必要でしょう。

みんな分かっている一般人の認識。きつねこさんが散々反論していることですね。

個人的にはそんな無理ゲーをきつねこさんに攻略してみてほしいと思っています。1人でやれ、とは思いません。

むしろ多数決の世の中を変えたければ、たくさんの支持者や味方、仲間が必要でしょう。

意見が世の中に通る日を気に留めておきたいと思いますね。

○おまけ 日本に安楽死制度(施設)ができない理由

政治家などが、自殺者、自殺志願者なんて少数派・弱者に対し、多数派に反対されるリスクを背負ってまで作ってあげようとする理屈が存在しませんね。

試しに日本に安楽死制度は必要か? というアンケート(安楽死の基準が厳密で、アンケート方法が公的なものがいいですね)を取ってみたら分かるでしょうが。

まあ個人的な予想としては、賛成派は僅かでしょう。賛成派の声は大きいかもしれませんが、数は数です。

ちなみに軽く調べてみたところ、治る見込みのない病気の末期などで、耐え難い苦しみがある場合などは、安楽死への賛成派は多くなるようです。

「死にたいから死なせてくれ」ではやっぱり賛成派は少ないでしょうけれど。