書い人(かいと)のブログ

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現状報告・雑記を主に書いています!

【文章論】どうやったら読みやすい文章が書けるのか(ブログ編)

どうも、書い人です。

今回は主にブログに通じる、読みやすい文章の書き方をについて雑記しようと思います。

今回は個人的に書い人、会心のでき栄(ば)えだった『(超)初心者がプログラミングをしてみた感想(導入編)』をモデルとして説明したいと思います。

○ブログの記事タイトルは分かりやすくする(分かりやすく書く)

プログラミングという言葉が分からない人は論外、と割り切っていますが、それ以外は読みやすいブログタイトルだと思います。

タイトルの書きだしに『(超)初心者が』と記(しる)すことで、読者のプログラミングに対するハードルを下げることに成功しているはずです。

『感想』、『(導入編)』という謳(うた)い文句も「難しい話じゃないんだな」と読者に示すのに一役買っています。

ちょっと詐欺(師)みたいですが、嘘はついていませんし、あとでお金も請求しません(笑)。

○まえがき部分(「どうも、書い人です」以降で始まる冒頭部分)

わりとありきたりですが、ここでも読者のプログラミングに対するハードルや、記事内容そのものに対するハードル下げ(簡単に読める記事であることをこれでもかと示す)をしています。

まえがきは長すぎても読者が「なんの話だっけ?」と混乱するので、手早く済ませるが吉(きち)です。

○『最初~』が続く。さらには専門用語どころか、用語もほぼ使わない

次の2項目はそれぞれ『最初に参考にした本』、『最初、どこにプログラムを書いていいのか分からなかった(動作とか作動させるにはどうすればいいのか、とか)』と、『最初』という言葉から始まっています。

(書い人本人の)経験談から始めることで、なるべく読者に頭を使わせずに参考になるようにしています。読者の代わりに自分が動いて、体験してあげた、といった感じになりますね。

専門用語に関して書くのはNGで一般的なパソコン用語すらほぼ使わないか、注釈をつけるあり様(?)です。

これは読者のことを馬鹿にしているわけではなくて、普段パソコンやネットに慣れていない方がたまたま訪れていた場合でも分かるようにしているのです。

○プログラミングに必要なことをつらつらと、しかし簡潔に書いた

プログラミングをある程度までは知っている人からしたら、恐ろしいくらい当たり前のことをくどくならないレベルで、簡潔にまとめて書いています。これは慣れが要りますね。

やり方(書き方)のコツは、とにかく読者さんの目、思考を意識しつつ、自分の書きたいことも書けるように落とし込む、という感じです。

専門的になりがちな要素を全て別の言葉で置き換える(専門置換?←自分が勝手に作った言葉です。造語!)という荒業に挑んでもいますね。

自分が知っている平易な言葉をこれでもかと各状況に合わせて使っています。

○その他、別の言語について

・『Pythonn』という言語の紹介をしていますが、あまり特筆すべき点はありませんね。ちゃんとした言葉で説明するように心がけています。

ブログ記事も中盤~終わりに差し掛かったので、ここまで読んでくれた人なら大丈夫だろう、と、少し突っ込んだ内容にしているくらいでしょうか。

○おまけ文について

『IED』というのは気になった人が調べればいいや、ということであえて詳細を書いていません。完全におまけです。

ここまで読んでくれてありがとう的な感じもあります。

これはおまけですが(話の脱線が嫌いな片は次の項目に行ってください)、専門誌『軍事研究』によると「IEDには朝に注意が必要、さらに昼に注意が必要、でも夜にも注意が必要」みたいな(かなりざっくり書きました)説明がアメリカ軍の兵士になされたらしくて、中国故事の矛盾の話みたいになっていたのにウケた気がします。

実際に吹き飛ばされた人や、気分を害したり不謹慎だと思う方がいたらすいません(素(す)です)。

どの年月号の『軍事研究』だったかな……イラク戦争の兵隊の士気の低下がやばい、とかいろいろと書かれていました。

海兵隊の方が「俺はドアを吹き飛ばして突入する訓練をしていたのに、笑顔でノックをしてハローと言って問題がないか確認しているんだ」とかみたいに書かれていた記憶があります。興味深かったなあ。

おまけ終わり!

○推敲(すいこう)は忘れずに

話を戻します。

わりとすらすら(ブログなら)文章が書ける自分ですが、筆(ひつ)が乗っていると思わぬところでミス(少しだけ説明を飛ばしたり、難しい漢字によみがなを振らずにいたり、あるいは単純な誤字・脱字など)をしてしまうことがあります。

こういった失敗文章を訂正して読みやすくすることを推敲(すいこう)と言います。推敲作業は本当に大事です。「要するに何が言いたかった記事なのか」とか、「ブログ記事から脱線したタイトル詐欺(さぎ)的な内容になっていないか」など、注意する点は数多くあります。

少しだけ文字(言葉)を付け足すだけで、ぐっと文章全体が読みやすくなることもありますので、頭に引っかかる部分がないか注意して読み返してください。

○完璧じゃなくても良いじゃないか!

ここまでは、読みやすいブログ記事の書き方についてさんざん書いてきました(一部脱線あり)が、一つ言っておきたいことは『完璧なブログ記事、あるいは文章なんてものは存在しない』ということです。

あちらを立たせれば、こちらが立たず、なんてことはありがちですし、書い人の場合、頭を使わない人でも簡単に読める文章を目指しているせいで、高IQの人は蔑(ないがし)ろにしている節(ふし)があります。

「()(かっこ)のよみがななんて要らない」、とか「私のことを馬鹿にしていないか?」とか耳が痛くなるような声が今にも聞こえてきそうです。
つらい(苦笑い)。

個人的には、普通の人(IQ100前後)くらいの人が頭を使わなくても読める(IQ80~90くらいの人が普通に読む)くらいがブログ記事としての落としどころかな、と書い人は考えています。

○総まとめ

書い人にとっては、それまで自分が感覚的にやっていたことを言語化(具体化)してみる作業にもなりました。

けっこう注意して書いている文章にはやっぱりいろいろと裏があったようです。決して思考停止してどばどば書いているわけではないようですね。良かった。

少しでも読みやすい、理解しやすい文章を目指して、これからも精進していきたいと思います。

特に、難しい(高度な)内容を説明するときの記事には腕が鳴ります。

腕の見せ所です。書い人がそこまで高度な技術をもつ人ではないので、そこまで説明する機会がないのが悲しい気もしますが(笑)。

以上です。


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