精神病院(入院中)で出会った不思議(?)な人々
どうも、書い人です。
水キノコさんの『仕事やめたのでゲームを作る』ブログの『大学にいた奇人変人』というのが面白かったので、自分も思い出して他人について書いてみることにしました。
もう7年くらい前のことですね。
他人について書くのは珍しいです(ちなみにすべて男性です)。
○自称IQ200オーバーの天才
40代すぎくらいの人で、当時は悪意もないので素直に信じたけど「IQが200以上あると診断された」、「親が不動産をかなり持っていて、このままだと相続税で破産する」、「親の所有するホテルに行くと、宿泊食事がタダになる。申し訳ないので500円だけ払った」などと言っていました。誇大妄想だったのかなー。
診断名は統合失調症だそうです。
言っていることは軽い自慢話が多めなのですが、全く鼻につく感じではなく、アニメやゲームなどの共通の話題も多く、彼とはよく意見交換をしました。
学校の成績も4か5しか取ったことがないとか(他の病気で中退したらしい)。
実際オセロは強かったのですが。自分は相手の力量を測るレベルには値しない初心者なのでどれくらいなものか。
医師とも対戦して、全部色を自分の色に変られたそうな(天才さんの勝ち)。こちらは医師の弁なので信ぴょう性はありそう。
「退院後は、2、3会社を立ち上げるかー」とか言っていましたが、何度か通院で再会し、数年後はなぜか「家庭教師のアルバイトをしている」と言っていました。
「教え子がどれくらい分かっていないのかがわかるようになった」というけっこうリアリティのある(実際に実話っぽい雰囲気)の話をしていましたね。
なんか、どれも本当に聞こえるリアリティのある話し方が特徴でした。いや、ある程度は本当かもしれないけれど。
投資話を持ちかけるとか、そういうタイプの口調では全くないので、まあ無害でした。楽しい会話ができて、有益ですらある。
○北大出の精神不安定な人
やや大柄な体格で、音楽をしているそうなのですが、母親に暴力的な言動を取ったりするかして、精神鑑定を受けて入院することになったそうな(多分)。
見るからに不調そうで、多分統合失調症の急性期あたりだったんだろうな……。
けっこう暴力振るいそうな感じではあった。プライドの高い芸術家気質というか。
○すべての原子(電子?)は監視されている、と言う脱法ドラッグの人
脱法ドラッグ(当時は危険ドラッグという呼び名だった?)で搬送されてきた人です。
たまに変な思想を言っており、電磁波は常に放射されている、これを全て計測すれば、過去のデータは全て監視されるというなんか「ああ(、可哀想)」、な理論を唱えていました。
温和な人だったのですが、宿泊していたホテルで脱法ドラッグをやり、出入り口の前に物を置きまくるなどして暴れ、逮捕かなんかされて運ばれたそうです。
○コミュ障青年
言葉のキャッチボールができない人(20代前半くらい。当時)で、話を聞くだけの人。よく居るコミュ障でしょう。
荷物運び・整理的なバイトもしていたそうですが、統合失調症で2回入院しているらしいです。
その後は障がい者向けの雇用施設であるB型事業所(PCの簡単な入力作業的なやつだと思う)へ。
B型事業所なので、ワードかエクセルを触った程度なんでしょうが「このスキルなにか就職に役立てられませんかね?」とか言う。
その程度を「スキル」とか言っちゃうのはどうかとも思ったが、残念すぎて突っ込めなかった。
また、自主的に残業というか、作業時間を超えてPCを触っていたらしいのですが「あれで工賃がもらえない(増えない)のはおかしい」とか言ってました。出るわけねえだろ。出したら逆に不法になるわ。
多分に自主性のない人でしたね。ああいうタイプは正直、好きになれません。半分邪悪。
また、全然別の方と話していたときに「〇〇君(自分)と話せば? 君は自分から話さないから……(つまんない)」みたいなことを言われていましたね。
その後「○○さん(自分)と話すよりも楽しいんですよ」と言っていた。聞こえているぞてめえ。
その他、いろいろ居ましたが気になったのはこの4人ですね。
他にもエタノール(?)消毒液を嗅ぎまくるアル中っぽい人や、テレビを見て放送中だったフェアリーテイルを観て、「これってRAVEのパクリだろ!」と言った人(でもって「原作者が同じなんじゃないですか?」と自分が2回以上突っ込んでもなんかスルーでした。人の話を聞けよ)も居ました。
自分の意見ばかり押し通そうとして、現実を捻じ曲げたがる人は苦手ですね。
こんな感じです。
ありがとうございました!