HSP(とても感受性の強い人)の自分が鋼のメンタルを手に入れられた理由とは?
どうも、書い人です。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは『ひと一倍繊細(せんさい)な人』などとも訳され、感受性が非常に豊かな人を指します。
だいたい5、6人に1人は居るらしいので、そこまで珍しいタイプではありません。
細かい定義や専門的な話については専門のサイト様を参考にしてもらうとして、自分の経験談等を話していきたいと思います。
○自分の幼年期や、いじめを受けた経験など
子ども(赤ちゃん)のころから大人しかったそうです。
自分も、あんまり騒いだ記憶がないな……。
本が本当に好きで、2歳くらいからひらがな程度は読めていました。絵本やその後はふりがなの付いた百科事典などを読み漁っていました。
幼稚園でも、自由時間のときにはずっと絵本を読んでいた記憶しかありません。
お庭で遊んでいる他の子どもを見ても、「あの人たちはいったい何を、あんなに楽しそうにしているんだろう?」とかずっと疑問に思っていました(ただしこれは、比較的IQが高く、常に頭を使うのが好きだった子だった、というのも大きいです)。
その後は小学校に普通に上がりますが、周囲とのズレは常に感じていました。
変人、という評価をよく貰いましたが、当の自分も「それは褒め言葉だ」などと返したり。
小学校3年生くらいですかねー、自分がいじめ(嫌がらせ)を受けていると意識するようになったのは。
集団で無視されたり、普通に殴ったり蹴られたり、物を盗られたり、いろいろありました。
中学校になっても変わらず、邪悪で悪質、粗暴な人からいじめを受けました。
○統合失調症を発症する
高校生の始めあたりから、自分は統合失調症になった、と推測しています。
子どもの頃からその気(け)はあったのかもしれないですが、とにかく症状が露骨に出て、認知機能(記憶力や計算力など)が激落ちしました。
もともとIQなり能力なりが(運動以外)高かっただけに、「これくらいできるだろう」という今までの感覚と実際の(落ちこんだ)能力との不一致に苦しめれました。
最底レベルの成績でなんとか卒業(ちなみに進学校だったというのもあったのか、いじめなどは基本的にありませんでした)した後も能力は落ちたまま、むしろ幻聴が聴こえるようになるなど悪化の一途を辿りました。
精神病院への入院も1回だけ経験しています。
○その後、どうなったか
じわじわと調子がよくなっていき、27歳くらいで高校レベルの勉強を再開しました(その前から何度もトライしていましたが、認知機能の問題から理解できなかったのです)。
28歳の今では、非常に調子が良く、完治とは言えないまでもエネルギッシュに努力(ないし頑張り)ができています。
HSPという単語を知ったのは数年前だと思います。
自分は特別! と思うよりは「普通の人ってろくになにも感じていないんだな……」とがっかりしました。
確かになあ、と自分の人生を思い出して、悪質だった人も思い出すと、もろそんな感じ。
くだらない自己主張や、自意識過剰で、平気で他人を傷つけるような人はたくさんいました。
それで、一番迷惑をかけられたのが自分だったのでしょう。
やられても、一切といっていいほどやり返さないし、頭が良くて変人だから標的(ターゲット)にしやすいし、筋力などは貧弱だし。
比較的IQが高い、というのも大きいのでしょうね。感受性が強いだけでなく、頭がいいから余計にぐるぐると考えてしまう。
○他人に対しての態度が変わった
他人からさんざん迷惑をかけられたのは事実ですし、こちらとしても人生で相応の立ち振る舞いをしなければ、とは思っています。
静かな、秘(ひそ)かな復讐というか、邪悪だったり、自分に対して悪意を向けてくる人に対しては「お前ら全員風景だからな」という考え方を結構適用して生きています。
はっきり言って、自分と同じ人間だと思っていない。
いや、実際違うし、違うからさんざんいじめたんだろ?
具体的に復讐とかはしませんが(面倒だし、逮捕されたくないし)、一切の無視で対応するかな、邪悪な人に対しては。
とにかく、助ける気はありません。
勝手に苦しい人生を送ってくれ。
完全に自業自得だろうし。
なんかもう、いままで考えていたことが全部不毛だったなー、とか思いますね。
どうせお前ら何も考えていなかったんだろうし、何も感じていなかったんだろ?
悪意ある一般人なんて、風景以外の何物でもないですよ。
いちいち人間扱いしていたら、本当に疲れる。
○結論:悪人は、人ではなく、現象や風景だと思え。