【書評】オロカ者の定義
オロカ者の定義 著:秋山仁
大学受験ポケットシリーズという小さめの本になります。
内容は大学受験だけというより、困難に立ち向かう人のための意識改革が主です。
◎見出しなどで好きな言葉一覧
・努力は報われず、正義は滅びる だけど それでも努力するのが 美しい人生だ(プロローグより)
・汗と涙の価値を知らぬまま、良い成績が取れたと有頂天になっているやつを、オロカ者という(オロカ者の定義3より)
・頭が悪いからこそ、できる、わかることがある(92ページ)
◎92~94ページについて
自分が一番好きなページがこのあたりです。他にも好きな内容はあるのですが(序盤の、著者の秋山仁さんが黒板のロガリズムを10グラムと呼んで馬鹿にされたエピソードとか)
ざっとした内容は、IQ的には並みであるという数学者(数学教授)の秋山さんが『頭がいいやつと悪いやつって、歴然といるんだよ』とか、それでもある程度分かる人なら恨みっこなしで努力次第だ、とか発奮(はっぷん)させられる話になっています。
いくらIQ的に賢くても、百科事典がそのまま入るだけで使い物にならないやつはいくらでもいる、とかけっこうきますね。
◎まとめ
・かなりざっくりとしたレビューになりましたが、どれも良い台詞というか文章だらけなので、だらけた生活を改善したい人には受験生でなくともオススメの一冊です!