書い人(かいと)のブログ

書い人(かいと)のブログ

現状報告・雑記を主に書いています!

【障がい】就労移行支援所に通って得られたもの

どうも書い人です。

書い人は少し前まで、2ケ月間、週3日のペースで就労移行支援の施設に通っていたので(そして現在はB型事業所という就労施設に通っています)、そこで得られたことをまとめていきたいと思います。

◎就労移行支援とは

Wikipediaによると

就労移行支援(しゅうろういこうしえん)とは、障害者総合支援法を根拠とする障害者への職業訓練制度であり、一般就労等を希望し、知識・能力の向上、実習、職場探し等を通じ、適性に合った職場への就労等が見込まれる65歳未満の者を対象とする

と。あります。簡単に言えば障がい者の就職をサポートしてくれる機関、施設です。

書い人はそれまで働いたことが一切なく、当然収入も0円でしたので、利用料は0円でした。
わずかですか、工賃(自分が貰う給料のようなもの)も発生しています。

ぶっちゃけ、障がい者がここを利用するには相談室など、専用の施設が各所にあるのでどんどん利用するといいです。
基本的に無料ですし、利用するだけでその相談室や就労移行支援所に国からお金が入るので、経済が少しは回ります。

◎作業内容など

自分の事業所は主な作業がエクセルによるレシート入力(集計)だったのですが、書い人は最初にお試しでやった以外には一切その仕事はなかったですね(笑)。

予定期間が短く(2ケ月)、訓練だけでいっぱいいっぱいになったのと、書い人自身が単純作業は苦手、レシート入力は苦手と伝えたので、察してくれたのかもしれません(あとは、厨房の仕事を今後したいと書い人自身が伝えていたためかとも)。

もう少し長く居るようならば、普通に割り振られていたでしょうけど、個人的にはラッキーだったですね。

ほとんどの期間中の時間は身の周りのことの確認や、(ビジネス)マナー、あとはB型事業所の見学や体験などに費やしました。

◎得られたものなど

○人とのかかわり(が増えた)

大きなポイントですね。スタッフさん(健常者で勤務されている方たちのことをこう呼びます)、メンバーさん(障がい者の利用者さんのことをこう呼びます)ともに優しく、はっきり

言ってまともそうな方が多かったですね。

障がい者だからといって差別意識みたいなのはありません。書い人も障がい者ですけど。思っていた以上に良いところでしたね。

昼食時には、さすがに全員とではありませんが会話が弾み、楽しい日常の1ページとなりました。

○仕事(作業)などをより丁寧にするようになれた

障がい者向けの場所だったからかもしれませんが、仕事は非常に丁寧にするように教わりました。

書い人はせっかちな性分なのか、丁寧さよりも全体を把握してガリガリ進めていく……みたいな方が好きだったのかもしれませんが、とりあえず自分のやるべきこと(B型事業所探し、見学および体験の予定作成、振り返り報告書の作成)を1つ1つ丁寧にやるように教えていただきました。

もっとゆっくりで良いんだな、というのは勉強になりましたね。
働くというのは忙しいイメージが付きまとっていましたが、今までの日常以上にゆっくりと、しかし丁寧な物事の進め方を学んだ気がします。

○パソコンスキルが少しは上達した(ワード、エクセルの使い方)

ワードで表を作ったり、エクセルの初歩的な使い方などを学びました。

使いこなせるかは別ですが、触れるだけでも勉強になったと思っています。

○ビジネスマナーを学んだ

人への話しかけ方を含め、丁寧に教えて頂きました。
礼節は始めから自信があったのですが、ビジネスとなると声掛けなどのルールがあるので、大変勉強になったと思っています。

自由人を気取るブロガーには多く見られますが、あまり砕けた態度で他人に接することはビジネス上よろしくないのかな……とか。

このブログはビジネスの方向けではありませんが、適度な礼節を持って読者さんにあたるように自信がつきました。良かったですね。

○就労継続支援B(B型事業所)で働けるようになった

当初の目標がこれだったのですが(さらに前の目標は近場のゲーム開発会社のテスターのアルバイトでしたが、それはさておきます)、無事カフェ(レストラン)で主に厨房の仕事につくことができました。

◎まとめ 得られたものは大変大きい

まずは就職への地ならしができたように思います。

自分が本当にやりたいこと(ブログ運営、小説執筆、飲食店経営、ゲーム会社の経営、ゲーム開発など)だけで生きていければそれが一番良いですが、お金はないのでまずはこういうところからゆっくりと人生にブーストをかけて行きたいですね。

B型事業所に通所することで、自由に使えるお金が少しは増えるので、ある程度は豊かに(?)人生を送れるようになりました。
まあ、焦らずにこれから頑張りたいと思います。


障がい者雇用の教科書 人事が知るべき5つのステップ


障がい者雇用の教科書 人事が知るべき5つのステップ [ 二見武志 ]