【小説論】小説のために勉強するよりは、勉強した知識で小説を書いた方が健全な気がする、という話
どうも、書い人です。
小説のために勉強するって正直大変な気がしました。
どのみち理解できるか分からないことを相手にして、さらに物語を書こうとするよりも、今ある知識や理解度で書ける程度の小説にした方が良んじゃないのかと思いました。
背伸びをしないというか。
まずは、いろいろな勉強をしてみて、それが小説に活(い)きる、くらいで良いんじゃないですかね。理解できるレベルのことって堂々と書けますし、遅咲き大歓迎。
これだけだとだいぶ短い雑記になってしまうので、それぞれの(自分が書きたい)小説に必要な知識を考えてみたいと思います。
○SF小説
間違いなく、科学知識や、その応用力ですね。ある種、外科医的に豪胆にメスを入れるような感じで知識を理解・描く必要は出てくると思います。
科学的に間違っていたものを公表してしまっても、気にしすぎないメンタルとかも重要ですかね。
作家(あるいは志望者)の頭が良いに越したことはないですが、かなり努力もいる分野だと思っています。
科学って一口(ひとくち)にいっても、範囲広すぎですよね。
○軍事小説
軍事知識も非常に幅広いものがあり、なかなか素人は手が出せません。
たくさん本を買って読むことが大事でしょう。あとは、理解力も。
自衛隊や警察に入るなどということも考えられますが、少なくとも書い人は無理です。厳しい規律を守って生きる人とはできれば、真逆の生き方がしたいです。
○恋愛小説(恋愛描写)
これは人生経験が大事になるのですかね。名作と呼ばれる恋愛描写のある小説を読むのも良いと思います。
そこまで異性を好きになったことがないので(同性も同じかそれ以下でありませんが)、書い人には良く分からんですが、なぜか自然体でそれっぽい文章は書けます。
家族に女性が多かったからですかね(母に、姉と妹がいます)。
○ファンタジー小説
あまり書かない分野です。
ファンタジーをまったく書いたことがないわけではないのですが、どれも体系立ててしまう節があり、たんなる技術の1種と劇中で見なすことが多いですね。
これは空想力でしょうか。
SFの中なら凄まじい(超)技術と解釈できなくもないですが。書い人はどうも苦手です。
ハリー・ポッターシリーズなどはさすがに面白かったですが、自発的に書きたいとは思いません。
案外、神話や古典的な文献が役に立つのかもしれません。著作権が切れているのも多いし、雑な文献を当たる、調べるだけならインターネットでもこと足りそう。
ちょっと舐めているかもしれませんが。
○ミステリー小説
一切書かないので、まったくピンときません。それだけです(あ、冷たい)。
ミステリーっぽい謎解き要素を作品に入れたいことはありますが、それをメインに据(す)える気はありませんので、さっぱりわからないですね。探偵ばりに謎を解く気も起きませんし。
○日常系・学園もの
書い人が最も苦手としているジャンルかもしれません。
なんか激動しない話って自分で作っていてもなにも面白くないですし、中途半端に派手な日常や学園ものを描くくらいなら、別の惑星に行ったり、戦争したりでええやん、となってしまいます。
見る分には基本的に無害で、楽しい時もありますが。
書い人は会話劇も苦手なので、いろいろと致命的です。